11.28.13:34
[PR]
06.21.17:21
土地白書
- [CATEGORY:金融
不動産投資増やしたいが、市場の透明性に懸念
不動産投資を今後も増やしたいが、市場の透明性には懸念がある――。不動産投資家などを対象に実施した国土交通省の初めての調査でこんな意識が浮かび上がった。
冬柴国交相が8日の閣議に報告した06年度の土地白書に盛り込んだ。調査は2月に実施し、不動産ファンド運用会社や不動産会社、投資資金を融資する金融機関など計327件の回答を得た。
3年前、現在、3年後の各時点の投資状況について順次尋ねると、証券化の手法を使った不動産投資信託(Jリート)に投資しているとの回答割合は全体の10.1%→18.0%→20.5%と拡大傾向が続く。私募ファンドも13.1%→22.0%→23.5%となっている。
一方、まったく不動産投資をしていない割合は55.7%→40.1%→33.3%と縮小している。実物不動産はいずれも30%前後で横ばいだった。
不動産投資市場への評価では、「投資判断の前提となる市場の透明性・信頼性」が不十分とした回答が62.1%に上った。「適正なルールや制度の整備」が不十分との回答も61.2%だった。
(2007年06月08日『asahi.com』)
[PR]
不動産
PR
- トラックバックURLはこちら